教習所での二輪免許取得までの流れ

教習所での二輪免許取得までの流れ

 

教習所では、教習開始日から9ヶ月以内に卒業検定に合格すると免許を取得できます。教習所の基本的な流れは、どこも同じです。自動車の免許と違うのは、公道での路上教習がありません。そこで行う同等の内容を第2段階で教習所内のコースで行います。

 

 

下記が教習所に入学してから普通二輪免許取得までの流れとなります。
大型二輪の技能講習の内容については、最後で補足します。

 

 

入校手続き

入校手続きには、免許証が必要です。無い場合は、本籍が記載された住民票と健康保険証かパスポートが必要です。その他には、印鑑を持参しましょう。

 

 

運転適性検査

運転の性格適性を調べる検査で簡単な筆記テストが実施されます。テストと言ってもこれから運転する上での注意するポイントを知るためのものなので身構えて受けるものではありません。

 

 

視力検査は、両目で0.7以上、かつそれぞれの目が0.3以上が必要です。もし、片目だけ0.3未満であればもう片方の視力が0.7以上かつ視野が150度以上であればOKです。

 

 

色彩識別検査もありますが赤、青、黄色が見分けられればOKなので殆どの人は、大丈夫でしょう。

 

 

運動能力検査と聴力検査は、障害がある人のみ検査があります。

 

 

第1段階

車両の取り回しや基本的な操作方法などの運転の基本を学びます。
主なポイントは、4つです。

 

 

@運転のための各スイッチ類などの働きを理解し、正しい手順で操作できること
A正しい運転姿勢で基本走行ができること。
B円滑な運転操作ができること。
C車両の特性などに応じた基本走行ができること。

 

 

自動車の普通免許を取得している場合は、学科は、ありません。技能の最終時間では、第2段階に進めるか判断する「みきわめ」があります。

 

 

学科教習

  1. 運転者の心得
  2. 信号に従うこと
  3. 標識・表示に従うこと
  4. 車の通行する所、車が通行してはいけない所
  5. 交差点などの通行、踏切
  6. 安全な速度と車間距離
  7. 歩行者の保護等
  8. 安全の確認と合図、警音器の使用、進路変更等
  9. 追い越し、行き違い、緊急自動車等の優先
  10. 運転免許制度、交通反則通知制度

 

 

技能講習

  1. 車の取り扱い
  2. 自動車の機構と運転装置の取り扱い
  3. 運転姿勢
  4. ブレーキ操作の仕方
  5. 発進および停止の仕方
  6. 変速操作の仕方
  7. 安全走行
  8. 円滑な発進・加速
  9. 速度調整
  10. ブレーキ操作
  11. 直線のバランスの取り方
  12. 曲線のバランスの取り方
  13. 車両特性を踏まえた運転
  14. 坂道の通過
  15. 坂道での停止と発進
  16. オートマチック車の運転
  17. みきわめ

 

 

第2段階

第2段階では、路上に出た時の様々な状況を想定した走行教習がメインになります。歩行者の飛び出しなど教習所では、体験できない危険予測は、シミュレーターを使ってモニターを見ながら擬似体験をします。

 

第2段階での主なポイントは、4つです。

 

 

@基本走行ができることを前提に街中での交通状況を的確に読み取れること
A交通法規を遵守した走行ができること。
Bバイクを運転する上で危険を予測した運転ができること。
C安全に余裕を持った運転ができること。

 

 

自動車の普通免許を取得している場合は、学科は、ありません。技能の最後の時間には、卒業検定の「みきわめ」があります。

 

 

学科教習

  1. 死角と運転
  2. 適性検査結果に基づく行動分析
  3. 人間と能力と運転
  4. 車に働く自然の力と運店
  5. 悪条件下での運転等
  6. 特徴的な事故と事故の悲惨さ
  7. 自動車の保守管理
  8. 駐車と停車
  9. 乗車と積載、けん引
  10. 交通事故の時、自動車の所有者等の心得と保険制度
  11. 危険予測 ディスカッション、二輪車の二人乗り
  12. 経路の設計
  13. 高速道路での運転
  14. 応救護処置(講義)
  15. 応救護処置(実習)
  16. 応救護処置(実習)

 

 

技能教習

  1. 路上運転での注意と法規履行
  2. 通行区分など
  3. 走行ポジションと進路変更
  4. 交差点の通行(直進)
  5. 交差点の通行(右折)
  6. 交差点の通行(左折)
  7. 見通しの悪い交差点の通行等
  8. 安全な速度と車間距離
  9. カーブの安全走行
  10. カーブの体感走行
  11. 急制動
  12. 回避
  13. ケーススタディ(交差点)
  14. 交通状況および道路環境に応じた運転
  15. 危険を予測した運転
  16. 高度なバランス走行
  17. みきわめ

 

卒業検定

技能の最終検定です。第2段階の技能と学科の課程を修了すれば卒業検定を受けることができます。教習所内の指定コースを走り、検定員のインストラクターが減点法で採点します。100点満点で70点以上で合格となります。合格すれば卒業証明書が交付されます。もし、不合格となった場合は、別途料金を払い、補習を受けて、再度卒業検定を受験します。

 

 

卒業検定で必要な物は、免許証を持っている場合は、免許証、認印、筆記用具の3つです。入学時に本籍の記載された住民票と写真2枚を提出していない場合は、それも必要です。また、教習中に引越しなどで住所が変わった人は、新たな住民票が必要です。メガネやコンタクトをつけて運転する人は、それも持って行きましょう。

 

 

運転免許センター

卒業検定に合格したら交付された卒業証明書を持って運転免許センターに行きます。そうすれば技能試験は、免除され、学科試験に合格すれば免許証が手に入ります。自動車の普通免許を所有していれば学科試験は、免除され、卒業証明書を提出すれば免許証が即日交付されます。また、非公認教習所で受講した場合は、ここで技能試験を受けます。

 

 

これらの段階は、全ての項目でインストラクターからの教習修了の了解を得ないと次の段階に進めません。クリアできなければ余分にかかった受講分の料金を別途支払うことになります。

 

 

大型二輪の技能講習の内容

 

 

補足

 

大型二輪の技能講習の内容についての流れです。
普通二輪の講習内容からいくつか項目を減らしたものが大型二輪の技能講習となります。

 

 

 

 

第1段階

 

技能講習

  1. 車の取り扱い
  2. 発進および停止の仕方
  3. 円滑な発進・加速
  4. 速度調整
  5. ブレーキ操作
  6. 直線のバランスの取り方
  7. 曲線のバランスの取り方
  8. 坂道での停止と発進
  9. オートマチック車の運転
  10. みきわめ

 

 

第2段階

 

技能教習

  1. 交差点の通行(直進)
  2. 交差点の通行(右折)
  3. 交差点の通行(左折)
  4. 見通しの悪い交差点の通行等
  5. カーブの安全走行
  6. 急制動
  7. 回避
  8. 交通状況および道路環境に応じた運転
  9. 危険を予測した運転
  10. 高度なバランス走行
  11. みきわめ